|
キャバリエ郡()は、アメリカ合衆国ノースダコタ州の北東部に位置する郡である。2010年国勢調査での人口は3,993人であり、2000年の4,831人から17.3%減少した〔Quickfacts.census.gov - Cavalier County - accessed 2011-12-06.〕。郡庁所在地はラングドン市(人口1,878人〔American FactFinder U.S. Census Bureau. Langdon, North Dakota - accessed 2011-12-05.〕)であり、同郡で人口最大の町でもある。キャバリエと名付けられた都市は隣接するペンビナ郡の郡庁所在地である。 == 歴史 == キャバリエ郡は1873年にダコタ準州議会がペンビナ郡の西半分を分離して創設した。郡政府は1884年7月8日に初めて組織化され、その時以来ラングドンが一貫して郡庁所在地である。郡名は良く知られたペンビナ市の毛皮交易業者、税関吏、郵便局長だったチャールズ・ターナー・キャバリエ(Charles Turner Cavileer、1818年-1902年)に因んで名付けられた。人名の"Cavileer"と郡名の"Cavalier"の綴りが違うことには何の説明も残っていないが、ある地名学者によると、フランス語化しようとしたか、フランス人の名前のように見せようとしたかと考えている。 準州知事に郡創設の請願を行った後、パトリック・マクヒュー、W・ハドソン・マシューズおよびL・C・ノラコングが1884年7月8日に郡創設の目的で集まった。7月26日、新しい郡役人が再度集まり、郡政委員会議長にノラコングを、コミッショナーにウィリアム・H・ドイルとマシューズを選んだ。初代登記官と郡事務官はマクヒューだった。W・J・ムーにーが初代検認判事、チャールズ・B・ネルソンが初代キャバリエ郡教育監督官、クラレンス・ホークスが初代保安官になった。1887年に準州議会がペンビア郡の一部を取り込むことを承認し、現在の領域が確定した。この拡張で新しく15の郡区が付け加えられた。 この会合で新しい郡庁所在地が選ばれ、ミネソタ州出身でグレート・ノーザン鉄道の役員だったロバート・ブルース・ラングドンに因んでラングドンと名付けられた。ラングドン自身はこの町を訪れたことが無かったが、地元の学校に鐘を寄付したと伝えられている。 最初の郡庁舎は1884年秋に360ドルの費用で建設された。これは短期間使われただけで、より暖かく中心街の中心に近い一角に移されることになった。1895年に大型のレンガ造り郡庁舎が現在の場所に建設された。建設費用は9,099ドルだった。現在の郡庁舎が1957年から1958年に建設されるまで、この建物が使われていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「キャバリエ郡 (ノースダコタ州)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|